東京下町ミニベロ日記

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【まとめ】1年3か月で4,500kmを乗り倒した経験から振り返る、折り畳み自転車ブロンプトンの良いところ、悪いところ。

DKです。さて折り畳み自転車ブロンプトンの購入以来、4,500㎞を走ってきましたが、ここまでで感じたブロンプトンの良いところ、悪いところをまとめておきたいと思います。試乗レポートならぬ、長期実車レポートになります!今回は、ブロンプトンの悪いところも書いておきましたので、これから購入を検討される方の参考になればと思います。

 

◆◆良いところ◆◆(^^)

 

(1)見た目がクラシカルかつ洗練されている

フレームが曲線を描く特徴的な姿。全体として良くまとまっています。変わらない伝統のかたち。初めて見たときから洗練されているなあと思いましたが、その印象は今も変わらず。色々とミニベロを見て来ましたが、デザイン的にはピカイチと思っています。

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葛西臨海公園にて。

 

(2)折り畳みが超絶にコンパクト

3段畳みの構造で、他の折り畳み自転車にはみられないほどコンパクトになります。折り畳みも展開も慣れれば十数秒でOK。構造的に弱いギアや、汚れやすいチェーンなどは折り畳むと内部に格納されるかたちとなります。本当に良くできています。一度ご覧になると感動しますよ! 

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折り畳むとこうなります。

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上からみるとこうなります。タイヤでギアやチェーンを挟み込みます。


 

(3)カラーバリエーションが豊富

ブラック、グリーン、ネイビー、ピンクなど様々な色が用意されています。また、溶接の綺麗さをそのまま見せるというコンセプトのRAW(色なし)モデルが用意されるなど、マニア心をくすぐるラインナップもあります。黄色のブロンプトンがレアだそうです。カラー展開は毎年少しずつ変わるほか、限定モデルもちょくちょく出てきます。最近では、ASIAモデルとして、なんと金色GOLD!が出てきました。自分の気持ちが上がるカラーを選択されると良いと思います。

 

(4)ハンドルのかたちが選べる

ぐねっとMハンドル、一般的なT字ハンドルであるSハンドル、個性的なPハンドルから選べます。一番ブロンプトンらしいとして認知度が高いのはMハンドルになります。私のブロンプトンもMハンドルですが、内心Pハンドルに憧れています。 

 

(5)輪行に最適

折り畳むとギュッと小さくなりますので、電車、車での持ち運びも楽々です。これがブロンプトンの最強の持ち味。輪行は大変楽しいですので、ブロンプトンはその強い味方となってくれます。ブロンプトンは折り畳んだ状態で移動できる(転がせる)ようにリアキャリアに車輪が標準装備されています!

駅で分解しているローディーの方を横目にささっと折り畳んだり、展開して走り出せる点は強烈なプラスポイントです!しかも電車の中では、席に座って股の間に挟んで足元に置いておくことも可能です(混雑している場合はやめましょう)。 

 

(6)コロコロとよく走る

ロードバイククロスバイクには負けると思いますが、見た目からの想像以上に走行性能は高いです。コロコロとママチャリより断然走ります。私でも余裕で50キロは走れます(お尻との兼ね合いですけど、頑張れば80キロでも行けます)。無理のない巡航速度は、時速20~25㎞です。頑張れば時速40㎞以上も出せますが危ないのでやめましょう。

 

(7)頑丈で簡単には壊れない

これまで大きな転倒をしてきましたが、フレームは全く異常なしです。壊れない安心感があります。ブロンプトンの素材である通称クロモリ、クロームモリブデンという合金(鉄)の強さを感じます。 自転車は、本体に体を預けてスピードを出す乗り物です。安心して乗ることが出来ることが最も重要ですが、ブロンプトンにはその安心感があります。

 

 (8)泥除けを標準装備

突然の雨や水たまりにも安心です。英国製のブロンプトン、母国イギリスでは小雨が頻繁に降ることへの対応と思われます。前輪にはマットガードも装着されているほどの念の入れようです。

 

(9)荷台付きモデルを選べば、荷物の積載も可能

たくさん荷物が積めます。リアキャリアにはご丁寧に固定用のゴムバンドまで標準で装備されています。サイクリングの際にリュックサックを背負っていく方も多いと思いますが、すぐに汗びちゃになりますので、リアキャリアに括り付けておくと快適にサイクリングができます。 

 

(10)適度なレア感

ブロンプトンを購入すると、街中でブロンプトンの姿をみかけると目で追ってしまいます。レア感はそこまでありませんが、ほどよい感じです。

 

(11)ブロンプトン用の小物が用意されている

純正サドルに取り付けられるCATEYE製のリアライト、ハンドルポーチなどコンパクトで機能的な小物がブロンプトン用として用意されています。 

 

minivelo.hatenablog.jp

 

(12)ブロンプトンのサイクリングは気分が上がる

完全に主観。でも事実。ブロンプトンに乗ると気分があがります!

 

 

◆◆悪いところ◆◆(T_T)

 

(1)お値段が高い

初期投資に25万円程度は、覚悟してください。自転車に興味がない人の普通の感覚では、自転車にそれだけの金額を払うのは、ちょっとオカシイ人と認定されます。正直、もう少し安くならないかなあと思いますが。ただ、ロードバイクを買う場合と比較すれば、それほどでもないと思えるかもしれません。いや高いな・・・・。

 

 (2)重い

私のブロンプトンM6Rで、大体12kgあります。20kgほどあるママチャリよりは大幅に軽いわけですが、10kgを切るロードバイクなどに比べると、やはり重さは否めません。ただ普通に乗っている場合には重さは感じません。重いなと感じるのは、輪行での駅での持ち運びの際。折り畳みは強度が必要なので重量と安全性はトレードオフかと思います。なお、チタンモデルでほんの少し軽くすることはできるようですが、お値段は跳ね上がります・・・。

 

(3)駐輪していると心配になる

高い自転車なので、コンビニなどでちょっと駐輪していると盗難に遭わないか心配になります。普通のママチャリならそうした心配は皆無ですから、この点はデメリットと言えそうです。

 

(4)段差に弱い

これはミニベロ全般に言えることですが、ブロンプトンもタイヤが16インチと小さいので段差に弱いです。段差がある場合、平行に進入するとうまく乗り越えられず滑って転倒する恐れがあり、スピードを落としてできるだけ垂直に進入することが安全に乗るコツとなります。 

minivelo.hatenablog.jp

  

(5)ギアが変則的

ブロンプトンは2速、3速、6速モデルがあります。6速の場合、ギアが外装2段×内装3段=6段という変則的なギア仕様となっています。一度慣れれば大したことはありませんが、最初面くらうかもしれません。6速モデルは坂道にも対応しオールラウンダーなのですが、内装ギアに重量があるようなので、軽さを求める方や街中のポタリングを主目的とされるのであれば2速などでもよいかもしれません。 

 

以上、1年3か月で4,500kmを乗り倒した経験から、折り畳み自転車ブロンプトンの良いところ、悪いところを思いつく限り挙げてみました。良いところもあれば、悪いところもありますが、私としては良いところが圧倒しています、ブロンプトン最高!!ヽ(・∀・)ノ

 

今回の話のまとめ:

これから購入を検討される方の参考になれば幸いです!

 

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