【雑記】京急の脱線事故関連のニュースで感じたこと【京急のプロ魂と暗黙の期待との関係】
DKです。本日、昼休みに飛び込んできたニュース。 京急で列車が脱線。トラックと快速特急が衝突。一両目が横転している写真付きの報道((((；ﾟДﾟ))))。
京急、京浜急行は、品川と横浜を結ぶ私鉄です。横浜の先は三浦半島方面に路線が伸びています。まぐろで有名な三崎口へと繋がります。都営浅草線・京成線とも相互乗り入れをしており、荒川サイクリングロードでも橋を渡る京急の車両をみることが出来ます。
そしてこの京急。運行ダイヤの回復力は超一流と評判です。NHKスペシャルで巨大鉄道網の凄さを描いた「東京ミラクル」でも京急が出演していました。
そして驚いたのは、京急さん、なんとこれだけ大事故にも関わらず、明日の夕方には復旧させる予定とアナウンスしているのです((((；ﾟДﾟ))))。なんたるプロ魂。関係者の方々は不眠不休でしょう。どうか作業を急いてしまい二次災害が起こることがないよう祈ります。
ここで、私が少し感じたこと。
京急の方々のプロ魂が素晴らしいのは間違いないのですが、どうなんでしょう？個人的には、もう少し焦らずに作業してもらってもいいんじゃないかとも思ったりします。（明示的に要求しているわけではありませんが）日本は過剰なサービスを求めがちですし、企業もそれを前提に必死で頑張ることが期待されている、という関係になっている気がします。
そういう教育を受けてきた我々中年世代は、脊髄反射的に「素晴らしい！」と称賛してしまいますけど、「緊急事態なんだから、もう少し不便さも受け入れてもいいんじゃない？」という考え方もあって良いんじゃないかと思うのです（通勤できないので、沿線の人は明日会社や学校を休むとか）。もちろん安全は大切ですので、そこはしっかり対応して頂く必要はあるのですが。
まあ、そうはいっても、京急を利用している方々にとってみれば、無責任なこと言うなよ！早く復旧してくれないと困る！ということでしょうから、悩ましい問題です。究極的にいえば「便利さを維持するために皆が必死で頑張る社会」と「多少の不便はあってもいいから、もう少し緩やかな社会」のどちらを望みますかという選択なのかもしれません。
いずれにしても、夜通し作業されている方々の安全と、ケガをされた方の早い回復をお祈りしたいと思います。
Come Again！
