東京下町ミニベロ日記

ミニベロ自転車・ブロンプトンの楽しさを発信していきます。CFP資格も勉強中!

【初ロングライドの楽しみ方】まずは期待値を下げよう【シンデレラおじさんからの教訓】

DKです。私は10連休明けでリハビリ中ですが、皆さんお元気にお過ごしでしょうかヽ(・∀・)ノ。早くもこの週末が待ち遠しかったりします。今日の話は、お伝えしたいことが上手く伝わるか不安ですが、ちょっと書いてみましたのでご覧頂ければと思います(文章力は発展途上です。ご容赦下さいm(__)m)。 

 

 私はブログでサイクリングの記録を書くとき、ここぞという場所で撮影した写真を掲載しています(そうは思えないけど、という冷たい突っ込みはおやめください)。

その写真をご覧になった方は「綺麗な景色や花だなあ」「自分も行ってみよう」などの感想を持たれるかもしれません(希望)。

 

ここで「自分もサイクリングでそこに行ってみよう」と思った方に、大事な注意点があります。

 

それは、目的地までには、長大な道のりが横たわっているということです。あたり前といえば、当たり前ですけど。

 

例えば、ブログでサイクリングロード沿いの綺麗な花の写真をみて、いざ自分も見に行こうとします。そうすると、雑草が生い茂る堤防とコンクリートで舗装された道路しかない殺風景なサイクリングロードを炎天下の中、延々とひた走ることになったりします。こうしたことは「絶景サイクリング!」的なガイドブックを読むことでよく起こりがちです。

 

そして「なんかイメージと違うなあ(´・ω・`)」とか「サイクリングってキツくて面白くないなあ(´Д`)」と思うに至るかもしれません。初心者の方には、結構な割合でそうしたことが起こっている気もします。

 

で、何が言いたいかというと、予め「サイクリングとはそういうもの(=殺風景な道をひた走ることが往々にしてあるのだ)」という心の準備をしておくことをお勧めしたいのです。

 

事前に、期待と現実のギャップを埋めておけば、よりサイクリングが楽しめるのではないかと思うのです。 

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埼玉県上尾市榎本牧場ジェラートが絶品です。東京下町からは50㎞程度。軽くサイクリングというより、構えていかないと心が折れる可能性がありそうですね。

 

いまさら、なぜこんなことを?と思われるかもしれません。それは先日遭遇したマラソンランナーの方をみて、自分が自転車に乗り始めた頃を思い出したからです。

 

先日、目撃したのは、私と同年代のおじさんランナー。マラソンイベントを最大限に楽しもうとされたのでしょう。シンデレラの仮装をされていました。最近は東京マラソンでも仮装する人が多く、珍しいことではありませんが、ちょっと突き抜けていました。フルロングドレスで、幾重にも連なったフリフリのスカートで完全装備((((;゜Д゜)))。

 

遭遇したのは、おじさんがマラソンを走っている最中。殺風景なサイクリングロードを、走りにくそうなシンデレラ姿&必死の形相でハアハアゼイゼイいいながら走るおじさんと遭遇したのです。マラソンはサイクリングと一緒で、道中とても長いです。またスタート・ゴール地点を除いて観客ギャラリーも皆無だったりします。昼下がりの人の少ない殺風景なサイクリングロードで、シンデレラ姿で苦しそうに走るおじさん、かなりシュールです(サーカスのクマのような自転車に乗っているあんたもな、という鋭い突っ込みは受け入れます)。

 

失礼ながら勝手に想像するに、スタート地点では、仮装の奇抜性でおじさんの想定通り(注目を浴びるとか)だった可能性がありますが、いざ走り始めた後のことは、あまり考えておられなかったのではないかと(無人の道路を延々とシンデレラ姿で走ることを・・)。うーん、どうでしょう。

 

今回の話のまとめ:

サイクリングに行かれる際には、絶景が連続するようなフィーバー状態になることは稀です。過度な期待を抱かないようにされると良いかと思います。逆説的ですけど、そうした方が、よりサイクリングを長く楽しめるのではないかと思います。また、疲労困憊で長い距離を走りきった時に、恍惚感を味わえるマニアな楽しみ方も出来るはずです。あ、もしかしてシンデレラのおじさんは、そちらだったのかも・・。

 

Come Again!!