【雑記】「旅は老後の楽しみにとっておく」は本当にもったいないと思います。思い立ったが吉日です！

DKです。今日は平成最終日です。「平成」⇒「令和」に明日から元号が切り替わりますね。思えば30年前、「昭和」⇒「平成」に切り替わる前に、当時小学生だった私は、何を思ったのか、その時の想いをノートに記した覚えがあります。ノートをどこかに無くしてしまったので、内容は定かではありませんが、将来に向けた自分への問いかけだった気がします。ちょっとポエマー(*´∇｀*)。

あれから30年後。あの時に想像した自分になっているのかは分かりません。一つ言えるのは、トータルでみれば今楽しく過ごせていてありがたいと思っていますヽ(・∀・)ノ。ブログでは、お恥ずかしながら、ひたすらサイクリングに出かけている能天気な人間丸出しですし(￣▽￣;)。

さて、本題です。周囲からよく「退職したら旅三昧の日々を送りたい」、「旅は老後の楽しみにとっておく」などの声を聞きます。これ、大変もったいないと思います(*｀Д´)ノ！！！。もったいないお化けが出るレベルです。旅好きの方であれば、是非できるだけ若いうちから時間を無理やり作ってでも旅されることをお勧めします。私がそう思っている理由は以下のとおりです。

（１）旅にはかなりの体力が必要

卑近な例ですけど、これまでの経験として観光名所には、やたら坂が多いです。山形の山寺（立石寺）などは、高台に見晴らし台があってそこからの景色は素晴らしいのですが、そこまで登るのには大変なパワーを要します。私が訪れた際にも、ツアーで結構な高齢な方々も一緒に石階段で登っていたのですが、傍でみていて気の毒になるレベル(´・ω・`)。各地の名城も然りです。また、旅に出かけると3万歩とか平気で歩くことになるので、できるだけ体力があるうちが良いと思います。

（２）体力がない場合には、余計なお金が必要

船酔いに弱い私は、豪華クルージング旅は経験したことはありませんが、経験者によると荷物を持った移動がなく、大変ラクだそうです。でも、お値段もそれなりとなります。体力的負荷を軽減させるためには、タクシー利用もそうですけど、それなりのコストがかかります。

（３）老後の一般的な旅（観光地を巡って温泉・グルメ）は飽きる

私だけかもしれませんが、その名所に本当に興味あります？という話です。名所と言われているから来てみた。折角だから入場料払って中に入る。そして混雑で疲弊とか。美術館の企画展にいくと、入口では、最初の文字びっしりの解説パネルを必死で読む人たちで大混雑しているのに、後半はガラガラになっている（=多分途中で飽きている）現象と根っこは同じかもしれません。旅に温泉、グルメは必須要件ですけど、それだけだと飽きる気がします。体を動かすアクティビティを経験するのも旅の醍醐味だと思いますが、これにもやはり体力を必要とします。

（４）感受性の高い若い時（中年含む）にこそ、旅が必要

これ上手く言い表せませんけど、若い時にこそ旅に出て異文化に触れる体験が重要と思います。日本にいるとわからないことを肌身で感じ体験することが、その先の人生にも役立つのではないかと思います。いや、旅を役立つものと定義するのも違う気がしますが、多様性を認めることにも繋がって人間的に豊かになる気がします。簡単にいえば、人間の器が大きくなる感じでしょうか。

（５）外部環境は常に変化する

世界の治安情勢は常に変化します。最近も内戦が終結して治安が安定していたスリランカでテロがありました。スリランカは、シギリヤロックなどの世界遺産が目白押しの場所。私は近いうちにいってみたいと思っていましたが、当面は見合わせるしかなさそうです。他にも、エジプトのピラミッドやトルコのカッパドキアなど見にいきたい所も多いのですが、現地は治安が不安定だったりします。行けるときに行っておかないといけなくなってしまいます。まあ、最後は危険を覚悟で行ってみるという選択肢はありますけど。