【松山の賑わいを支える4つの力】松山にとても活気が感じられたので、街中を自転車で走りまわった感想から、その理由を考えてみました。
DKです。今日は寒いですね。真冬のような寒さ。こんな中でも、暗闇のなか桜の木の下で宴会をやっている職場グループを見かけました。参加者の半分以上は「帰りたい」と思っているのでは。自分なら、めっちゃ嫌です。職場の上の人が言い出して中止できないのかなと勝手に気の毒に思ってしまいます(´・ω・`)。
さて、先日、松山に弾丸旅行に行ってきたわけですけど、一番の感想は、街全体がとても賑わっている!ということでした。ちょうど土日だったからかもしれませんが、大街道・銀天街と呼ばれる大型のアーケードショッピング街や松山城周辺の公園、道後温泉には多くの人で賑わっていました。道後温泉は、本館改修中にもかかわらず、若い女性が浴衣姿で歩く姿も多くみかけました。訪日外国人だけでない印象です。
私は、18きっぷなどで、ふらふらと全国津々浦々の地方都市に行きますが、中には主要駅前でも寂しい感じのするところや、大手チェーン店に占拠されていて駅名を隠すとどこなのか分からない場所も多いです(T_T)。それだけに、松山の賑わいっぷりに驚きました(゜ロ゜;。
この点について、松山の街中を自転車で走り回った感覚を、勝手にまとめておきます。
(1)道後温泉ブランドの力
最近、道後温泉は女子旅の聖地として注目度を上げているようです。意図されたPRが奏功しているか分かりませんが、ブランド力が高まっている気がします。NHKとテレビ東京専門の私ですら、テレビで道後温泉が特集されているのを複数回みたことがありますから。人が集まることで、施設が増築やリニューアルされていく好循環にあるようにみえます(道後温泉の本館の改修を筆頭に、飛鳥の湯などの増設、新しそうなお土産屋さんも多い)。
(2)伊予電鉄の力
松山市内は伊予電鉄のカラーであるオレンジが溢れています(みかんの色ともシンクロ)。JRの松山駅前の廃れっぷりと、伊予電鉄の松山市駅前の盛況ぶりに象徴されます。この二つの駅、少し離れているのですが、ちょっと紛らわしいです。そして路面電車も健在。伊予電鉄が運営。坊ちゃん列車なる特別列車も走らせています。伊予電鉄高島屋の屋上には観覧車を作るなど、観光振興にも積極的に取り組んでいる印象です。地元密着・伊予電鉄の圧倒的な地域での力を感じます((((;゜Д゜)))。昔の京王井の頭線で使われていた古い車両が、伊予電鉄に転用されていて個人的に感動しただけかもしれませんが。。
(3)ゆるキャラの力
愛媛県のゆるキャラ「みきゃん」、今治市のゆるキャラ「ばりいさん」などのPRが奏功しています。お土産売り場には、関連の商品が豊富に陳列されています。自動販売機にもみきゃんのイラストが描かれていたり、愛媛=みかんのイメージの植え付けに成功しています( ´∀`)。
(4)穏やかな地元の力
「おもてなしの力」ともいえるかもしれません。きわめて限られた範囲ですけど、セブンイレブンの店員さんたちも皆感じが良かったですし、レンタサイクル事務所のシルバーセンターから派遣された、おっちゃん、おばちゃんもとても気の良い人たちでしたヽ(・∀・)ノ。穏やかな瀬戸内の気候が地元の方の気質にも影響しているのかもしれません。
今回の話のまとめ:
ジェットスターの成田・松山便は、比較的安めのことが多いので、サイクリストの皆さんには穴場的な良い旅行先と思います!!
Come Again!