東京下町ミニベロ日記

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【秋田・青森への旅(その7)】冬は積雪3m!豪雪で有名な青森・酸ヶ湯(すかゆ)温泉で混浴!【奥入瀬渓谷でガチ歩き】

DKです。連日猛暑ですね。と思ったら、九州では台風。そして昨日は地震震源は東北でしたが、関東は警報がなってから暫くして長い揺れ。気持ち悪い揺れ方でした。少しづつ小規模な地震でパワーを放出して、一気に断層がズレて大地震が起こることだけは、なんとか避けてほしいところです。 

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さて、秋田・青森への旅(その7)です。旅の2日目。青森駅から日帰りで、奥入瀬渓流を散策して戻ってくるというプラン。

 

奥入瀬渓流までは何とバスで2時間以上かかります!そして奥入瀬渓流は全部歩くと5時間かかるということも判明(今回は2時間半のコースを選択)。ということで、青森駅の始発のバスの乗車を目指します。7:45分発みずうみ号に乗ります。気合を入れてバス停前にある観光センター内の自動券売機で切符を購入し、時間前から並びましたが、訪日外国人の後塵を拝しました(気合入り過ぎ)。

 

なお、青森駅から奥入瀬まで往復する場合は、2日間有効のフリーパス5,000円がお得です(私の場合、1日しか使わなかったのでお得になったのは200円程度でしたが、切符を買う手間が省けました)。

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青森駅前から奥入瀬十和田湖行きのバスが出ています。青森駅から日帰りしようと思うと7:45と8:15分発がおススメ。今回は、始発7:45に乗るため15分前から並びましたが、並ばなくても十分乗れました。

バスの乗車時間も長時間になりますので、途中、トイレ休憩を入れてくれます。上の右の写真は、かやの茶屋というところで休憩した時に撮影しています。近くに売店もあり、お茶のサービスなどがありました。海苔巻きや五平餅も売っているようでした。

 

そして青森駅から2時間15分程度で、奥入瀬渓流散策の入口「石ヶ戸(いしげど)」に到着。散策開始です。意気揚々。奥入瀬渓流は、新緑のころが一番美しいと言われますが、十分綺麗です。写真でみたままの景色が広がります。テンションマックスです!

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「石ヶ戸」下車。奥入瀬渓流到着です。青森駅から、バスで2時間ちょっと。ここから十和田湖に向けて上流方面に歩きます!

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こんな散策道が用意されています。

 

そして、熊に注意!!((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル 

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クマに注意((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

 

まあ大丈夫でしょということで、ひたすら遊歩道を進みます。どんどん進みます。バス停を下りたところは結構な混雑ぶりでしたが、30分も歩くと人の気配がなくなります。夏休み入り後の土曜日ですけど、この人の少なさ、いい感じですヽ(・∀・)ノ。

 

しかしながら、やはり涼しいとはいえ、歩き続けていると汗が噴き出してきます。綿のポロシャツで歩いたのですが、ベタベタで不快です(>_<)。

 

これから歩かれる方は、

・荷物は少なく、軽く!

・服装は、ポリエステルで!(ユニクロのドライEXのイメージ)

・飲み物と補給食もお忘れなく。

この3点にお気を付けください(* ̄∇ ̄)ノ。

 

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途中で腹ごしらえ。東京駅のNewdaysで購入した、かぼちゃプリンデニッシュ。お腹が減っていたせいか、激ウマです。一気に食べてしまい、写真を撮り忘れたことに気づき空袋で撮影。

 

バスを下車した石ヶ戸からゴールの十和田湖畔(子ノ口)までは、バスの車内アナウンスでは「所要時間は2時間半」といっていました。

 

かなりガチで歩いていたので、これは、2時間を切ってゴールしちゃうんじゃないの??と余裕をかましておりましたが、2時間を経過しても全く風景が変わらず(なお、正直なところ1時間も歩いていると、いくら綺麗な景色でも飽きてきます( ̄▽ ̄;))。

 

と、そこへ。ドドドドドドドドドッと轟音が聞こえてきます。

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銚子大滝です。間近でみると大迫力です!水量が多いのですね。奥入瀬渓流は年間を通じて水量が変わらないようです。魚がこの滝を越えることができないため、かなり昔は十和田湖に魚がいなかったという説もあるそうです。

銚子の大滝でした。ここが奥入瀬渓流で一番印象に残った場所です。写真では迫力が伝わりにくいので是非実物をご覧いただきたいところです。

 

そして、さらに歩きようやくゴール!!(^-^)。目の前に広大な十和田湖が広がります。結局2時間40分かかりました。私、サイクリングで心肺機能はそれなりに鍛えているのではないかと思っていましたが、一般の人より歩きが遅いのかもしれません・・(´;ω;`)。でも、石ヶ戸と子ノ口の間を散策される場合は、3時間程度は余裕を見た方が良いと思います。なお、子ノ口にかけてはかなり緩やかな登りとなっていますが、ほとんど気になる感じではなく、ほぼフラットといってもよいですので、どちら方向からでもOKかと思います。バスの時間に合わせてプランニングしましょう(* ̄∇ ̄)ノ。

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「石ヶ戸」から2時間40分で、十和田湖畔(「子の口」)に到着。
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十和田湖です。右は子ノ口バス停。土曜の昼下がりなのに人がまばらです。

 

そして子ノ口バス停から、13:30頃のバスで青森駅方面に引き返します。

 

その途中の酸ヶ湯温泉で途中下車。冬になると、積雪でニュースになるあの酸ヶ湯温泉です。意外にしっかりとした建物群が酸ヶ湯温泉でした。

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山奥にある酸ヶ湯温泉。テレビなどではみたことがありますが、山奥に建物が固まって建っていて、あたかも小さい集落のような感じです。

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酸ヶ湯温泉の看板。すかゆと読みます。

 

中に入り、温泉へ。なんと酸ヶ湯温泉、混浴になっています。そしてこの温泉。洗い場がありません。シャンプーやせっけんも使用不可です。洗い湯で体を流し、湯船につかるという非常にシンプルな温泉。雰囲気が長崎の雲仙に行った際の地獄谷温泉に似ています(こちらは、洗い場があった記憶があります)。泉質は、ザ・温泉、これぞ本物といった感じです。硫黄分たっぷりで白濁しています。

 

そして気になる混浴。私、混浴初めてです。ちょっとドキドキして扉を開けると、おっさん、おじさん、じいさん、じいちゃん、あんちゃん、おじさん・・・・。まあ、そうなりますわな。男ばっかりやないですか。

 

大きなお風呂は、湯船が一つですが、男性と女性で区画が分けられています。

 

とそこへ、奥の方から女性陣が・・。ご家族で来られたのでしょう。母娘といった風情。親父さんと話をしています。そして堰をきったように、大勢の女性が入ってきます。女性の皆さんは、バスタオルっぽい浴衣着(売店で販売)を着ていて、しっかりガードされています。でも、これだけ親父さんたちが多いなかで、風呂に入るのは、皆さんなかなか肝が据わっているなあと感じた次第です。なお、風呂内の看板に「最近混浴のマナーを守らない人がいて、混浴の危機です」という旨の注意書きがもありましたので、マナーを守って楽しく混浴しましょう(^^)/。

 

ちなみに、ふくよかなお婆さんも途中から入ってきたのですが、こちらはノーガードでした。まあ、私もノーガードでしたので、おあいこです。なにが?

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1,000円で温泉に入ります。千人風呂という文字がノスタルジック。

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中は撮影できないので、ポスターでイメージを。

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ぎっちり入るとこんな感じになるようです。でも千人はやや大げさかも。
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風呂上りの生ビールと山菜そばです。

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酸ヶ湯から青森駅に向かうバス車内。後ろの小学生くらいの子は、かわいそうなことに、カーブが多くてグロッキーになっていました。いい思い出なっていると良いのですが。


ということで、青森駅7:45発で、戻ってきたのが18:00頃でした。1日で、奥入瀬渓流の散策と酸ヶ湯温泉が楽しめますよ!!行き当たりばったりでしたけど、結構おススメできるルートです。是非お試しください!

 

Come Again!

 

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