【JR宇都宮線】人生で初めて列車遅延の原因となった電車に乗り合わせた話。
DKです。現在、気温5度。小雨が降っており手がしびれるくらい冷えております。一方、明日は一気に16℃まで気温が上昇する見込みの模様です。どうなっているんでしょうか?
さて、先日18きっぷで日光を日帰りで旅して参りました。本日はその番外編。
宇都宮から都内への帰り道。JR宇都宮線の車内。
突然、急停車します!ご注意ください!との自動アナウンスが流れ、急停車。
しばらくすると「床下から大きな音がしたので、安全確認のため急停車しました」との女性車掌さんのアナウンス。
動きません。
さらにしばらくすると「只今安全確認を行っております。しばらくお待ちください」との女性車掌さんのアナウンス。
10分後・・・。
「現在、運転手が車両を点検しております。片側が終了しましたので、もう片側の点検が終わるまでしばらくお待ちください」
えっ!?((((;゚Д゚))))
この宇都宮線の車両は15両編成です。繰り返します。15両です。めっちゃ長いです。
時刻は夕暮れ時。目視も危うい感じの暗さです。そんな中で、電車を止めているというプレッシャーの中、一人線路を歩いて点検している運転手さん。なんなら私手伝いますけど・・。
ちなみに宇都宮線が止まった際の影響は、栃木県から東京、新宿を抜けて静岡県の熱海、果ては沼津まで影響が広範囲に及びます。きっと運転手さんも急がなきゃと思っているに違いありません。
一方で、乗客の1人としては、無理に走らせて、この電車が脱線でもしたら困るなと思った次第。下手したら死にますから。しかも暗い中で15両編成(推定長さ15両×20メートル=約300m)の両面を運転手さん一人で確認するというハードな課題。そういえば、大晦日に高尾山でおみくじ引いたら「凶」だったなあと脳裏に浮かびます。
さらに10分後。
「安全確認が取れましたので、運転手が運転席に戻り次第、運転を再開します」との女性車掌さんのアナウンス。
いや、あなたも手伝おうよと心の中で突っ込んだ乗客は、私だけではなかったはずです(指令室との連絡も必要ですからルール上も無理だと思いますが、素直な感想として)。
結局、30分遅れで運転再開。
小心者の私はちょっとドキドキしましたけど、なにごともなく都内に到着しました。
今回、電車の運転手さんは大変ということを改めて認識。人身事故などの際には、鉄の心臓が要求されそうです。
どうでもいいですけど、私、遅延の直接的な原因になった電車に乗り合わせたのは人生で初めてかもしれません。周りにこの話をしたら、みな「そんなの何回も経験ある」「非常停止ブザー押されまくり」とつれない反応でしたが・・・。
運転手さん&関係の皆様、いつも安全輸送ありがとうございますm(__)m。
自転車ブログですけど。
Come Again!