【2019冬・JR青春18きっぷの旅(新潟県村上市)その4】天井からぶら下がる大量の鮭を見に行ってみた【頭は216円】
DKです。週末金曜日ですね。街は忘年会で大賑わいです。例年通り23日も天皇誕生日でお休みと勘違いしていた私は、ちょっと凹んでおります(´・ω・`)。いっそのこと、お休みにして頂けると嬉しいです。
さて、新潟県村上市を目指す青春18きっぷの旅(その4)です。
村上駅の改札は、なぜか自動改札機のみ。18きっぷは自動改札機を通すことが出来ません。やむなく窓口をノックし、駅員さんに18きっぷを見せて通してもらいました。
駅を出ると・・、うん、誰もいない。
まだ午前9時ですからね。
左手に観光案内所と書かれた建物があります。立ち寄ってみます。窓口のお兄さんがとっても懇切丁寧に対応してくれます(*´▽`*)。日帰り温泉の割引券まで頂きました。目的地のお店「きっかわ」までの道のりも「ここを通った方が情緒があって良いです!」など、気持ちよく相手の立場で説明してくれました。ありがとうございます。こちらは立ち寄った方がよろしいかと存じます。
観光案内所のお兄さんに教えてもらった道を進みます。途中は町屋が並ぶ通りであるはずなのですが、正直あまり風情は感じません。すみませんお兄さん。私が子供のころは田舎暮らしだったことが影響している可能性があります。かなり普通です。
村上駅からテクテク徒歩20分。ついに登場!
暖簾をくぐって店内へ。ここまで殆ど人がいなかったのですが、店内は結構な人。売店スペースを通り抜けて、奥へ進みます(見学大歓迎のお店のようです)。
とそこには。
おびただしい大量の鮭が天井から吊り下げられています。うーん圧巻(゚Д゚)。ちょっと写真が怖いかも。
塩引鮭は村上を代表する鮭料理です。材料は選りすぐった鮭と天然の粗塩だけ。職人によって丁寧に仕込まれた鮭は、北西の冷たい風の中に3週間さらされてゆっくり乾きながら、発酵、熟成し、旨みを凝縮していきます。村上独特の気候風土により、鮭の酵素が働いて、タンパク質をアミノ酸の旨みに造り変えるのです。それが、新巻鮭や塩鮭とはちがう独特の深い味わいをつくります。千尾もの塩引鮭が吊るされている風景は村上の冬の風物詩となっています。出所:きっかわホームページ。
一通り見学したら販売スペースへ。
塩引き鮭が販売されています。
値札をみると・・。
(つд⊂)ゴシゴシ
1万円オーバー。
お、おう。
写真の大振りな鮭は、1万5千円です。手間がかかるのでしょう。大切な方への贈り物にいかがでしょうか。
ちょっとお高いなと思って他を物色。私にも気軽に買えそうなものがありました!
それがこちら↓
なんと、頭・・・・。
これは調理の難易度が高そうです。説明書きを読むと、丸ごと食べられるそうで、村上のご家庭では普通に食されているとのこと。私は、事前にきっかわ直営の食事処があることを調べていましたので、そちらに向かいます(と言って購入せずm(__)m)。
きっかわのお店を出て徒歩3分。直営のお食事どころに到着。時刻は10時過ぎ。
食事処も雰囲気が良いです。暖簾をくぐって戸を開くと、誰もいません。
奥から従業員さんが出てきて
「すみません、11時の開店なんです。ここでお待ちいただいても良いですよ(にっこり)」。
なんと、まだ営業前_| ̄|○
調べが甘かったと大反省。
東京まで18きっぷで帰ることを考えると、ここでの時間ロスは痛いです。村上から東京まで普通電車で行こうとすると、乗り継ぎが上手くいって9時間以上はかかる計算ですので。途中の越後湯沢駅~水上駅がネック。一日6本の列車しかない18きっぱー泣かせの難所なのです。
ということで、塩引き鮭にもありつけず。絶品だそうですので、もし行かれた際には私の分まで堪能されて下さい(TT)
それでも壮観な天井から釣り下がる鮭をみることが出来たので良しとしましょう。帰ったらアトランティックサーモンの塩焼きでも食べることにします。
村上駅から新潟に向かう普通電車は、この時点で1時間後。徒歩20分ですから、40分余裕があります。観光案内所の地図をみると、近くにイヨボヤ会館という怪しげな表示。いってみることにします。
このイヨボヤ会館。ただの鮭の博物館ではありませんでした。なぜか昔懐かしのあの生物が生息していたのです。
(まだ)続きます。
Come Again!