東京下町ミニベロ日記

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【四国バースデイきっぷの旅(その10)】秘境駅へ!観光列車「四国まんなか千年ものがたり」【マムシに注意】

四国

DKです。四国バースデイきっぷの旅(その10)です。シリーズ全部読んで頂いている奇特な方がいらっしゃると信じて書き続けてきましたが、そろそろ最終回です。 

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列車は坪尻駅へ。この坪尻駅でピンときた方は、なかなかの秘境駅マニアかもしれません。その筋では大変有名な秘境駅です。1日平均乗降客が1名に満たないという恐るべき駅( ; ゜Д゜)。周囲には民家がなく、見渡す限り森。スイッチバックという、列車が急勾配を上る工夫がなされた場所に設置された駅です。今の気動車はパワフルですから、スイッチバックを使う必要はないのですが、単線のため、特急列車の追い越しで普通電車を退避させる役割を担っています。

 

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坪尻駅に到着!

実は私、海の絶景で有名な下灘駅のほか、この坪尻駅に是非来てみたかったのです。列車が到着するとテンションマックスで降車します。坪尻駅での停車時間は約7分。

 

いや凄いです。

 

 

何もない!!(゜ロ゜ノ)ノ。

 

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駅舎です。趣があります。

 

駅舎の扉を開けて中に入ります(蛾などの害虫がいるため扉開放厳禁なのです)。

秘境駅にあるという駅ノートを発見。 

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駅ノート。現物をみたのは初めてかもしれません。

 

ザ・秘境駅です。

 

 

そして外に出ると、即、行きどまり

 

マムシに注意」((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル。

 

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マムシに注意!正直どのように注意して良いかわかりません。

 

駅舎の外に出たのは、わずか数人。他のほとんどのお客さんは興味なし。普通列車で、坪尻駅を訪れると、大変な時間がかかりますし、一度降りると次の列車まで相当な時間が空きます。その間、なにもすることがないという・・(それが良さでもありますが)。もちろん自動販売機もありませんので、もし事故で列車が来ないと本当にマズいことになりそうです。この観光列車「四国まんなか千年ものがたり」であれば、手軽に秘境駅に行くことができますので、大変おすすめですヽ(・∀・)ノ。ただ、秘境駅に行くってそういうことじゃないだろっ(# ゜Д゜)と、そちら方面の方からお叱りを受けそうな気もします(* ̄∇ ̄)ノ。 

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本数少なっ((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

 

そして列車は坪尻駅を出発。進行方向が変わります。スイッチバックです。一旦待避線に入り、再び進行方向を変えます。この際、定例イベントになっているようですが、運転手さんが車内を通って反対の運転台へ。なぜか拍手を求められます。何の拍手か不明ですが、皆さん大人ですから雰囲気に合わせてノリノリで拍手です(*´∇`*)。観光列車の運転手さんですから、技量が高い方で職人気質で頑固一徹なオヤジさんを想定したのですが、非常に穏やかな感じの運転手さんでした。

 

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運転手さんの後ろ姿。

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スイッチバックの線路。アツいです(マニア)。

そして、列車は、こんぴらさんでお馴染み、琴平駅へ。20分間の停車です。ここで大勢の方が完全に下車しました。琴平駅では、専用ラウンジが用意されていて、一口アイスクリームが提供されました(お弁当を予約した人への限定サービス)。琴平駅を出発すると、アテンダントさんの数も減ります。道中、チーフアテンダントの方が、一人一人に挨拶に回ってきてくれます。この際にもバースデーカードをいただいてしまいました。なんだか申し訳ないなあと思いつつ、ちょっと嬉しかったりします。驚いたのは、アテンダントさんの挨拶がかなりバラエティに富んでいたこと。お客さんに合わせて会話の内容を選んでいて、凄いなあと感じました。人見知りの私にはまず無理ですσ( ̄∇ ̄;)

 

終点の多度津駅からは、列車を乗換えて高松駅へ。リムジンバスに乗って高松空港へ。ジェットスターで帰ります。日曜の最終便でしたけど、結構な混雑。しかも遅延(T_T)!なんとか到着した成田空港では、さすがLCC広大な成田空港の端っこにある第三ターミナルのさらに端っこに駐機。空港の電車の駅まで30分歩きました(´;ω;`)。LCCの安さは体力でカバーを地で行きます。成田空港から自宅が遠い方は、LCCの最終便はややリスクがありそうだなあと思いました。

 

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多度津駅に到着。

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特急「いしづち」。高松駅に戻って、東京へ。ひたすら何かに乗っています。

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阿波池田駅での、清掃員さんのお見送り。お一人でしたが、大きく手を振り続けた後、列車がみえなくなるまで深々とお辞儀されていました(この写真も結構ズームした気がします)。

 

まとめに続く。

 

Come Again!

 

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