【四国バースデイきっぷの旅(その7)】特急「南風」の爆走が凄すぎた話【祖谷のかずら橋に行きました】
DKです。四国バースデイきっぷの旅(その7)です。徳島ラーメンを堪能した後、徳島駅に戻り、今度は四国の真ん中、阿波池田駅まで、特急「剣山」で向かいます。
不覚ながらこの特急「剣山」は初耳でした。沿線の山の名前から名づけられており「つるぎさん」と読むようです。3時間に1本しか特急が出ていないので注意が必要です。入線していた列車をみると、3両編成のうち真ん中の車両がアンパンマン仕様。なんとキッズルームまで完備されています。誰もいないうちに見学。さすがにおっさん一人でいると不審者確定なので、写真だけサっと撮って退散します(* ̄∇ ̄)ノ。
この剣山、比較的平地をゆっくりと進んでいきます。乗車率は3割程度。ほどなくして阿波池田駅に到着。特急「南風」に乗り換えて、徳島の観光名所「祖谷のかずら橋」への玄関口である大歩危(おおぼけ)駅へ。おおぼけという名前が素敵です(*´∀`)。
この区間は、山岳の絶景区間です。驚いたのは、この特急「南風」(2000系)、ディーゼル音を轟かせながら、物凄いスピードでぶっ飛ばしていくのです((((;゜Д゜)))。単線かつ崖に沿って線路が引かれている個所があると思うのですが、お構いなしに振り子構造をフルに生かしながら、まさに爆走!!(゜ロ゜ノ)ノ。これを体感できただけでも、乗った価値が感じられます(マニア)。
同じ山岳地帯を駆け抜ける列車として、JR東海の高山本線、ワイドビューひだがありますが、こちらは比較的ゆったりとした安全運転の印象で、爆走というイメージはありません。そういえば、高山線の美濃太田駅のまつたけ釜飯屋さんが閉店されたそうですね。残念です。一度食べてみたかった・・・(T_T)。釜飯美味しいんですよね。
この「南風」の爆走おそるべしです。ぜひ一度乗車されてはいかがでしょうか。その場合は全面展望も楽しめる1A席(グリーン車2人席の窓際、高知方面に向かう列車を選択)がおススメです。この座席はいつも人が座っていましたので、やはり人気があるようです。是非余裕をもって予約してみてください。ヽ(・∀・)ノ
そして、大歩危駅に到着。かずら橋へはバスです。事前に調べていたところ15分後に発車する想定。・・が、バスの時刻表をみると1時間以上こない( ; ゜Д゜)。しかも一日3本しかないという、とんでもない時刻ダイヤ。やる気が全く感じられません。しくじりました(T_T)。教訓:大歩危駅のバスは当てにしてはいけない。
これはアカンと思った矢先、タクシーが駅に滑り込んできました。どうやらかずら橋から客を乗せて戻ってきたようでした。運転手のおばちゃんに声をかけると、往復で連れて行ってくれるとのこと。気になるのはお値段。片道3千円。微妙に高いです。でも背に腹はかえられません。乗車決定です。でも振り返ってみると、これ値段相応でした(^-^)。結構な山道を運んでくれて、かずら橋ではゆっくり観光しましたが、その間40分くらいは待ってくれていましたから。値段も最初の言い値どおり6千円ジャストでした。
説明が遅くなりましたけど、かずら橋とは植物の蔓で編んだつり橋のことです。このかずら橋はガイドブックにも必ず取り上げられていますので、詳しくはそちらをご覧いただくとして、私からは「行く価値あるか」という点だけ。
かずら橋(かずらばし)は、サルナシ(しらくちかずら)などの葛類を使って架けられた原始的な吊り橋。徳島県三好市西祖谷山村善徳にあるものが著名である。さらにその奥地、同市東祖谷菅生にも2橋架けられている。また、福井県今立郡池田町にも東祖谷の職人の協力によって観光用に造られたものがあり[1]、いずれも人専用の橋である。出所:Wikipedia
結論「時間と懐に余裕があれば、行く価値ありヽ(・∀・)ノ」です。このつり橋、かなり雰囲気がありますし、想像以上に揺れます。つり橋効果的に旅の印象に残ること受け合いです。安全のためのワイヤーはちゃんと張ってありますので、当たり前ですけど落ちる心配は皆無です。なお、「かずら橋」だけでなく、その近くにある「びわの滝」がお勧め。マイナスイオン効果なのか、近づくとひんやりして大変に気持ちよかったです("⌒∇⌒")。
そして、大歩危駅まで戻り、高知駅まで。二泊目は高知です。そして夕食は、「カツオの藁焼き!」と行きたいところですが、セブンイレブンのトマトクリームパスタ。なんだかバス旅の蛭子さんっぽい感じです。
つづく。
Come Again!