【精進湖・本栖湖までサイクリング（その３）】ブロンプトンで行ってみた【国道139号走行は命がけ】
DKです。昨日のラグビーW杯、日本代表の決勝進出おめでとうございます。前回大会で敗れ決勝進出を逃した因縁の相手、スコットランドとの一戦。前半はトライを重ねて爽快な気分でみておりましたが、後半は一転してスコットランドの鬼気迫る攻撃に手に汗を握る展開へ。なんとか日本は守り切って気合勝ち。ハラハラしました。
福岡選手の独走トライも素晴らしかったですが、さらに素晴らしかったのは稲垣選手の重量トライ。この稲垣選手、プロップというポジションの選手で、普段はスクラムの最前線で縁の下の力持ちの役割です。日本代表に入って7年目での初トライ。そもそもトライする役割ではありませんが、ゴール前までしっかりと前に出てきていた事実が素晴らしいそうです（私はにわかファンなので、プロの方の解説によります）。
そして勝利インタビューでの稲垣選手。今回の台風被害者に向けて「ラグビーで元気を取り戻して頂きたい」との配慮を口にされていました。見た目は大変怖めですけど、優しくて人間的にも成熟された方だなと思いました。次は南アフリカ戦。また、観戦できる楽しみをもらってありがたいです！また白熱の試合を期待しております。
さて、前置きが長くなりましたが、富士五湖サイクリングの旅の続きです。前回は、西湖でミニベロに乗ったカップルの方に声をかけられたところでした。
次に目指すは、精進湖（しょうじこ）です。西湖からさらに西に向けて出発します。道がよく分かりませんが、とりあえず西に伸びている一本道を行きます。ほとんど車も通らず気持ちの良い道です。緩やかな登り坂になっている個所もありますが、おおむね快適に走行できます。前方からは、ローディーの方々が連なって颯爽と走ってきます。ロードバイクは速いですねえ。こちらはミニベロブロンプトン。のんびり行きます。
そして国道139号に合流します。この139号がクセモノでした(´;ω;｀)。交通量が相応に多いです。乗用車、バイク、トラック、ダンプ。この139号線、富士五湖周辺の幹線道路になっているほか信号も少ないため、皆さんかなりスピードを出しています。
一方、こちらはサーカスのクマのような自転車ブロンプトン。合流してしばらくは、自転車レーンのラインが引かれおり、これなら安心だな(*´▽｀*)と思っていたのですが、安心ゾーンはすぐに消滅(´;ω;｀)。普通の車線を走ることに。トラックやダンプがすぐ横をかなりのスピードで通りすぎていきます。風圧もあり、かなり怖いです。しかも路面には枯れ木やアスファルトの凸凹もあるという・・((((；ﾟДﾟ))))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ。
右に転倒したら轢かれて即死というヤバい事態。「転ぶとしたら意地でも左方向に転ばないとダメだな」という縁起でもないことを覚悟しつつ走行。気軽なサイクリングから命がけのサイクリングへ。悪天候の日や冬はさらに危ない感じになりそうです。ヘルメットの装着は勿論ですが、リアライト（サドルの後ろでピカピカ光るライト）も必須な印象です。自分の自転車位置を、ドライバーに知らせないと危ないですからね。
ひやひやしながら、国道139号を走行していると、前方に看板。「青木ヶ原樹海」との文字。子供の頃、青木ヶ原樹海は、方位磁針が効かず一度迷い込むと二度と出られないということを学びました（Wikipediaによるとガセらしいですが）。「ここが青木ヶ原樹海か～」と、謎の感慨にふけりつつ進みます。その後は、下り坂へ。視界も一気に開けます。かなり爽快。下り坂なのでペダルを回さなくてもガンガン進みます。ふとスピードメーターをみると時速40㎞近くに((((；ﾟДﾟ))))。これはマズいとブレーキ。ブロンプトンは小径車なので段差に弱く、あまりスピードを出すとちょっとしたことで制御が不能になる可能性があります。快適に走行できるのは時速25㎞くらいというのが体感です。スピード注意です。
坂を下りきってしばらくすると、精進湖の看板。ようやく到着です。
続きます。
Come Again！
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