1年間で3,000㎞走った経験から振り返る、ブロンプトン6速ギア。
DKです。今回はブロンプトンのギアのお話。超マニアックですね。これから購入される方の参考になれば良いなと思います。というのも私、購入後に初めてブロンプトンの6速ギアの変化球ぶりを知り、思わずのけぞった経験を持つからです(|| ゜Д゜)。
この6速ギア、結論からいうと、ブロンプトンでガンガン走りたい方には、おすすめです。ギアレバーの使い方に多少慣れが必要かもしれませんが、私の経験から言えば、簡単に慣れます。今なんか自由自在です(*´∀`)♪(というほど複雑ではありませんが)。
ブロンプトンは、2速、3速、そして6速モデルが用意されています。ギアが多くなるほど、値段も重さも増していきます。実際の使い方を考えて、選ばれることをお勧めします。・・・が、「よく分らないよ、そんなの~」とか、「どのようにでも対応したいから無難な選択肢を教えてちょ」ということであれば、6速を選ばれるのが良いのではないでしょうか。
さて、私のM6Rは、その名前のとおり6速モデルです。ハンドル左右についている2つのレバーを駆使してギアを操作します。
まず左側。プラスとマイナスの2段階。これが外装2段です。
次に右側。1、2、3、の3段階。これが内装3段です。
外装2段×内装3段=6段ギアになるのですね。なぜこんなややこしい仕組みにしたのかなあと思います。たぶん、折り畳みに支障がでない範囲で、無理やりギアを突っ込んだ結果ではないかと勝手に推察します(どなたか真相がわかる方教えてください)。右側と左側をガチャガチャしながら変速していくことになります。なお、購入時に自転車屋さんから「右側の内装3段を変速する際には、ペダルを止めること」と言われましたが、実際はあまり意識しなくても問題なくスムーズに変速可能でしたので、メモしておきます。
この6速ギアについて、購入からここまで(たぶん)4,000キロ以上を走りこんだ私が、使い心地を勝手にレビュー。
◆1速(左ー、右1)… 超軽い、坂や橋で使う、使用割合10%
◆2速 (左+、右1)… 軽い 、強い向かい風時に使う、使用割合5%
◆3速 (左ー 、右2)…やや軽い、 向かい風時に使う、使用割合20%
◆4速 (左+、右2)… 丁度良い、 巡航時に使う、 使用割合60%
◆5速 (左ー、右3)… 重い、 追い風時に使う、使用割合5%
◆6速 (左+、右3) … 超重い、強い追い風時に使う、使用割合1% (゜゜;)
現在、私は平地専門の自転車乗りですけど、基本は4速です(通常ポジションにしています)。これで時速20~25キロで巡航できます。追い風があれば、時速25~30キロでも余裕をもって走れます。でも、足が太くなった気がしますので、3速をメインにした方が良いのかもしれません。
そして最も使わないギア、それが6速。猛烈に重いです。普段は使いたくない、使わないギアです。とはいえ、「強い追い風」+「下り坂」という限定的な状況では、ごくまれに使います。時速40キロは軽く出ること受け合いです。ただ、なにかの拍子に転んだ場合には、病院送りになるかもしれません((((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル。悪いことはいいません、ちゃんとヘルメットかぶって、無理せず安全運転しましょう。ブロンプトンはそういう危ないマネをする自転車ではないと思われます。minivelo.hatenablog.jp
逆に最も軽い1速は、それなりに使います。荒川サイクリングロードで堤防に上るときや、清砂大橋の登りなど。ママチャリの方が押して歩いている横を、くるくるとペダルを高速回転しながら、乗って上っていくことが可能です。まあそれでも、ロードの人はそれ以上に快適な感じで登っていかれますけどね。彼らは20段変速とかですし。
なお、ブロンプトンでもチェーンリングを変えることで、もっとギアを軽くすることも出来るようです。自転車で山登りが好きな方は、検討されてはいかがでしょうか。私は平地専門のヘタレなので今のノーマルの状態で満足しておりますヽ(・∀・)ノ
今回の話のまとめ:ブロンプトンの6速。ゴリゴリ乗ることをお考えの方にはおススメです!ゆるーく街中ポタリングという方は、重量が軽い2速、3速の方がよいかもしれませんね。
Come Again!