【おじさんが薦める】女性のための鉄道旅行入門【入門を超えるハイクオリティな内容】
DKです。今日の関東地方。強烈に暑かったです。気温36度。9月の猛暑日((´д｀|||)。外に出ると「む～ん」とした熱気。秋が遠いです。
そして帰り道。夜空がピカピカ光ります。ふと見上げると埼玉方面の空に稲妻((((；ﾟДﾟ))))。狂ったように光り続けていました。スマホで雨雲レーダを確認すると大宮近辺だけ豪雨模様。ゲリラ豪雨ですね。これ、どこで発生するか分からないので困ります。これも地球温暖化の影響ですかね。みんなで協力して温暖化を食い止めよう(｀･ω･´)！（意訳）と世界の人たちで合意した協定を「俺やだ」といきなり脱退表明したトランプ大統領。アメリカでは「そもそも温暖化自体がフェイク（嘘）だ」と主張する本が売れている模様。価値観は違ってもいいですけど、これは・・。
すみません。話が脱線してしまいましたが、本日は本のご紹介。その名も女性のための鉄道旅行入門。あなた、おじさんですよね・・という多くの突っ込みが予想されますが、華麗にスルー。
結論。この本、お勧めです！何がおススメか。本当に役立つ感じだからです。高校生時代から18きっぷを使い始めて軽く20年以上。全国津々浦々、鉄道に乗ってきた私。類似本で書かれていることはほぼ知っていることが多いのです。が、これは初めて知る情報もそれなりに多く、初心者の方を含めてきっと役立つ、いい本だなあと感じた次第です(*￣∇￣)ノ。
早朝の大垣駅で行われる席取り合戦。東京から大垣の臨時夜行列車ながらは、全席指定ですが18きっぷで乗車可能。このため基本的に満席状態。ほとんどの乗客は大垣からさらに西に向かいますが、ここからいきなり短い編成の電車に( ; ゜Д゜)。限られた座席を死守するため、早朝の駅構内でエクストリームかけっこが行われるのです。
水上ダッシュ：
基本は大垣ダッシュと同様。水上駅で行わる点が異なります。群馬県の水上駅から新潟方面の電車は一日6本しかなく、ひどい時は2両編成になるほか、高架橋を使っての乗換えとなりますので、こちらも壮絶な感じの席取り合戦となります。
そして、それを回避するベリーグッドな方法まで提示。具体的には、少し前の電車で水上に到着し、駅の無料レンタサイクルで温泉街で日帰り入浴を楽しみ、ある程度事前に水上駅に戻り、着席を確実にするというプロ？技。実はこれ私も、実践したことがありますが、無料レンタサイクルがあるのは知らずテクテクと歩いていました。水上温泉って全体的にちょっとさびれていますけど、その分人が少なくて利根川のダイナミックな渓流をみながら、ゆっくりと温泉・露天風呂につかれるのです！（その時は貸切状態。その際の温泉宿は水上館という名前だったと記憶）。
そして、さらなるお薦めポイントは、見開き２ページに一つのトピックがコンパクトに纏まっていて、読みやすいこと。字の大きさも丁度良いです。あまり書くと営業妨害になるのでこの辺でとどめておきます。人気列車の切符のキャンセル待ちなどについても詳しく書かれていますよ(*￣∇￣)ノ。
そして、この著者の方。蜂谷あす実さん。ご自身が北陸出身のためか、好きな車両が「旧型のしらさぎ」とか「サンダーバード」とか、なかなか通なセレクト。著者の祖父が国鉄の乗務員をされていたそうです。濃い鉄分の血が流れておられるようです。是非お友達になりたいところです。
Come Again！
